理念

  • 豊かな感性や人としての心を育むことで,生きることを楽しむ子どもを育てる。
  • 子どもの成長の道を示し支援することで,親が子育てを楽しむことができるようにする。
  • 地域と共に子どもを育てることで,地域が子どもの成長を楽しむことができるようにする。

保育の目標と重点

  • 愛情で見守られ,思ったことを心ゆくまで行うことで自立(律)心や有能感を育て,自身への信頼感と意欲・社会性を伸ばして生きることを楽しむ子どもを育てる。

具体的な方途

  1. 子ども自ら遊びを生み出し深めるため,十分な時間と環境を確保する。
  2. 自立心・意欲・実践力・表現力を育てるため,活動は子どもの思いで計画し実施する。
  3. 感性や創造力を豊かにするため,積極的に園外に出かけ四季折々の自然に直接触れる。
  4. 想像力を養い言葉を豊かにするため,絵本の読み聞かせによる間接体験を増やす。
  5. 食べることを楽しむため,育てた野菜や採取した山菜を調理し,またおやつも手作りする。

保育士の心得

  1. 保育士は子どもの援助者となり,困ったときにだけ手を貸し,成功体験を積むようにする。
  2. 子どもに指示語や命令語は使わず,子どもが自ら動きたくなる言葉がけをする。
  3. 子どもの発想やつぶやきを取り上げて,子どもの主体的な活動にしていく。
  4. 子どもの発達が次の段階に進むよう,現在の発達・実態に応じた働きかけをする。
  5. 子どもの良いところを見つけ,他の保育士や保護者と共有することで自己肯定感を育てる。